サファリその⑤

サファリツアーは大きく分けてロッジ宿泊とキャンプ場宿泊の2つがある。

ロッジは石造り、板を利用したコテージ風、丸太を使ったログハウス風、キャンバス生地のテントロッジ式などがある。キャンプ宿泊は国立公園内又は国立保護区内にあるキャンプ場に2人用テントを並べランプ生活をする。食事は専用のコックが作ってくれる。

*ロッジ宿泊の利点

1.リゾート風雰囲気の中で気分が満たされる。

2.保護された敷地内で安心してリラックスできる。

3.いつでも熱いシャワーを浴びられる。

4.トイレも水洗で快適。

5.夜は発電機によって電気が供給されるので途切れることがない。

6.スタッフの対応も概ね納得できる。

7.毎日、朝昼夕決まった時間にヨーロッパ風食事を楽しめる。

8.ディナータイムの装いに小さな興奮を感じる。

*キャンプ生活をお薦めする理由

1.何と言っても野生の息吹を肌で感じることができる。

2.キャンプファイヤーを囲んで“サファリの気分”に浸れる。

3.サファリドライバーと直に色々な話ができる。

4.沈みゆく夕陽の中で食事作りに参加することも可能。

5.時折は現地食を味わうことができる。

6.ランプの灯りの世界で過ごす体験は貴重なものとなる。

7.人種・肌の色が違ってもキャンパー同士不思議な連帯感が生まれる。

8.夜は信じられない位の星の数に圧倒される。

僕自身はなんといってもキャンプ生活が肌に合う。子供の頃から山に入るのが好きで落ち葉の匂いのする木々の間を歩いたり、鳥や昆虫などと遊んだりするのが嬉しかった。

大人になってからも車にキャンプ用品などを積み込み、奥秩父や伊豆の山奥の渓流のその上流のその又上の源流近くにテントを張って夜を過ごすのが好きだった。下流の河原にテントを張り、釣った魚を焚き火で塩焼きにし川の水で冷やしたビールで乾杯するのもいいがそれだけでは只楽しむだけで自分の心の中の征服欲が満たされないのである。

落ち葉に隠された岩肌の裂け目から水の湧き出ている所を探し出し、その横で一晩過ごすとその源流が渓流になりそれが川になり、もっと広がって河になりそれがやがては海にそそぐようになるその大自然の営みの支配者になった気分になるのである。これは単に独りよがりで自己満足に過ぎないが、誰もいない山奥の冷たく澄んだ静けさの中でチロチロと流れ出る水の音に心を開くと何かにコンタクトされているような感覚が得られた。