サファリその②

by Endo San | Category Bootstrap | 2016-04-01 22:50:13

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『サファリ』というと昔は『狩猟旅行』という意味だった。野生動物、特にビッグ5と呼ばれる象、ライオン、サイ、バッファロー、ヒョウを銃で撃ち殺すことだ。これら動物を1頭につき幾らと金を払い、銃で撃ち殺すことをハンティングスポーツと言っていた。 殺した動物の毛皮は剥製にし、自分が住む家の応接間に飾ったりし、訪れる友人・知人に 自慢げにその時の様子を得意になって言って聞かせるのが自慢だった。そういう人達が今は動物愛護だとか自然のサイクルに影響するとか言って動物を保護する目的で寄付金を募ったりしている。 最近は『サファリ』というと国立公園内に住む野生の動物を車で見て回ることを言うようになった。そしてその野生動物を探しながら回る車をサファリカーと言いそのサファリカーを運転するドライバーをサファリガイドドライバーと呼ぶ。いわゆるただ単にやみくもに車を運転するだけではなく、どこに行けばどういう動物が見られるかという情報を的確 に把握し、動物の生態をお客様に説明しなければならない。あれはキリンです、これが象ですというだけではサファリガイドドライバーとは言えない。 当ドウドウワールドのドライバーは殆ど10年以上働いているが、お客様を乗せて走るその責任の重大さ、動物を見せるだけではなく各々の生態・特徴を説明しなければプロとは言えないその大切さ重要さを認識・理解させるのに5年以上掛かった。 実は僕自身1976年から1990 年頃まで自分でランドローバーにお客様を乗せて走っていたのでケニア・タンザニアの国立公園内の道路の状況・要する時間、動物を見るベストな時間帯など自然に身体で覚えていた。だからドライバーが色々なミスの言い訳をしてもすぐに判る。 車を運転する3か条は第一に事故を起こさない起こされない。第2に乗っているお客様に緊張感・不安感を与えてはならない。第3は自分で運転を楽しんではいけない。簡単なようだがこれが実に難しい。初めの内自分では事故は起こさないと思っていても万が一他の車に追突・衝突された場合はどうするかと聞くと『オー、イッツアクシデント!」『自分の責任じゃないからどうしようもない』と言う。事故を起こされてもそれはお前の運転にも原因があるからそうなるんだ、ということから教えなければならない。 自分では旨い運転だと思い、速度が遅いと却って振動が激しいなどといって砂利道などの悪路をむやみにスピードを出して突っ走るドライバーがいる。そういうドライバーには車の座席、特に後部座席に座った人がどのように感じるか、実際に体験させる為、そのドライバーを後部座席に座らせ、わざと凸凹道を選んでかなりのスピードで突っ走ってやる。 すると『ヒャ-、ミスターエンドウこれじゃ怖くて危ないよ…舌噛んじゃうし頭の中が酔っぱらったみたいにフラフラししまう。もっとゆっくり走ってくれ!』と情けない声を出してくる。これを数回繰り返してやっとお客様の立場に立って感じ、考えることができるようになる。当ドウドウのドライバーは何百回となく国立公園への道を走っていてどこでどう曲がってどこに穴があるかなど目ではなく身体で覚えているのでスピードを出せるところは出すが道の状況によっては速度を落としてゆっくり走ることもある。これを真似して経験の浅いドライバーは自分も大丈夫だなどとスピードを出すが結局砂の轍に入り込みハンドルを取られて横転してしまうことになる。

 

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