花色の誘惑

by Endo San | Category Bootstrap | 2016-04-01 22:45:08

3 Comments

ナイロビには花が多い。車に乗っていても歩いていてもどこへ行っても目につく。 特にブーゲンビリアが多い。季節に限らず赤、赤紫、青紫、ピンク、白、黄色など花の色の種類が豊富で、公園の近くを歩くだけで非常にカラフルでついウキウキとしてくる。そこに咲いているのが当たり前という雰囲気で静かに自己主張している。市外に出ると家の周囲にキレイに植え込んでいるところもあり、白い壁との調和が楽しい。その派手やかな花の下には細く鋭い棘がついており、隙間なく植えると犬や猫でさえも入って来られない。側に高く延びる樹があるとそれに寄生してどこまでも高く伸びていく。 ケニアの10、11月は小雨季の時期になるが、その少し前9月末頃になるとナイロビ中のジャカランダの樹が一斉に紫の花を咲かせる。1カ月以上は咲き続けるがその紫の花が散ると道一杯に広がってまるで紫の絨毯を敷いたようになる。週末になると市民がよく集まる公園があり、その奥まったところに特別見事な花を咲かせるジャカランダがあり、子供を連れた家族がその前で写真を撮ったり若いカップルが語らっていたりする。 僕の家から2kmほど行くと花を売っているガーデンがある。日本とは違ってそれぞれ種類ごとの花壇があって、根の付いたままを売っている。そこでは花だけではなくオーガニックなハーブ類なども売っている。ナイロビの今の季節は日本でいうと冬が明ける頃で、咲いている花の種類も少ないが休日の散歩には持ってこいの雰囲気なので時折遊びに行く。 実を言うと僕自身、花にはそれほど興味を持つ方じゃないが家内が結構好きなので買ってきては自宅の庭に植えたりしている。僕の場合はイチゴ、マンゴ-、アボカドなどどちらかというと 腹の足しになる実用的なものに惹かれる。 つい2~3日前に家内が「ネ~ネ~チョット来て~」とキャーキャーいいながら走ってきたので「何だ又ヘビでも出たのか…」と思ったが「桜の花が咲いたワヨ~…」と満面ピンクにして興奮していた。今年は庭に桜の苗木を植えてから16年目になる。昨年までは咲いたといってもホンのチラホラで「やっぱりナイロビじゃ無理かな…」と半ば諦めていた。ところが今年はオ-ッ!と思わずホホも緩んでくるほど見事に咲いた。日本のように花の下にゴザを敷いてとまではいかないが、ピンクの花びらをグラスに浮かせ風流な気分に浸った瞬間、思わず昔の花の色香を連想してしまい「何を思いだし笑いしてんのよ…!」と睨まれてしまった。

 

3 Comments

ADDRESS | 住所

  • 住所: 1F Unga House, Westlands
    Nairobi, Kenya
  • メール: info@dodoworld.com
  • ウェブサイト: www.dodoworld.com
  • : +254 721 381 298
    : +254 20 445 0015

DODO のお支払いページ